マッチング仮説とは

恋愛心理学の本に良く載っているのが、「マッチング仮説」と呼ばれるものだ。

 

これは別名「釣り合い現象」と呼ばれ、恋愛や結婚には自分に合った相手を選ぶという話だ。

 

ウォルスターの実験で有名なウォルスターは、大学の新入生を対象にパーティを開き、学生がどういう異性を選ぶのかを調べた。

 

その結果、ウォルスターは外見的魅力が強いとしたのだが、これに異を唱えたのがエレン・バーシェイド女史だった。

 

エレン・バーシェイドは、人々は外見的魅力のみで自分のパートナーを選んでいるのではなく、拒絶の恐怖により、相手を選んでいると考えた。

 

というのも、外見が良くない女性も外見が良い男性を選びたいのだが、断られる可能性が高いので、あきらめているんだという。

 

その結果、結果的に外見的魅力が釣り合い、男女のマッチング現象が起こっていると唱えたわけだ。

 

ところが、世の中には美男美女のカップルと、地味カップルしかいないわけではない。

 

外見が良い男性が外見が悪い女性と結ばれるケースもあるため、そこでウォルスターは、自分の自己評価と、相手の外見を釣り合わせていると主張した。

 

つまりハンサムな男性でも、自己評価が低ければ、それに見合った地味な女性を選ぶし、ブサイクな男性でも、自己評価が高ければ、それに見合った美人を選ぶというわけだ。

 



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美醜が一番、家庭的が2番、そして…

マッチング仮説については、日本でも様々な実験が行われているようだ。

 

1980年に男子学生100人を対象に行われた、自己評価と外見的魅力の実験では、10人の女性の写真を使って客観評価を行った。

 

女性の美醜や、写真から予想される性格、家庭的な性格か発展家か、などなど、20項目弱の項目に点数をつけたあと、最後に誰とつきあいたいかを選ばせた。

 

そして男子学生の自己評価と、選んだ女性の評価を統計的に分析すると、男子学生は、まず美しさに目を奪われ、次に家庭的なところに目が行き、最後は受け入れてくれそうかどうかで、つきあいたい女性を選んでいたという。

 

日本の男子学生もウォルスターの実験通り、まず女性の美しさに関心を持っていて、バーシェイドの言うように、つきあえるかどうかという可能性も判断材料にしていたわけだ。

 

ただしこの調査では、女性側が男子学生のことを評価していないため、マッチング現象を示すほどの相関度は出なかったようだ。

 

ただそれでも、自己評価が高い学生は美しいさで女性を選び、自己評価が低い学生は、受容性で女性を選ぶ傾向が見えたという。

 

つまり男子学生は自己評価が高い低いに関わらず、美しい女性や可愛い女性に興味を持つが、自己評価が低い人は、つきあえるかどうかを気にして、自己評価にあった外見を持つ女性を選ぼうとするらしい。

 


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