第7の鍵 自己主張をする
きちんと自己主張ができるようになると、自分の希望を通したり、人から尊重してもらえるばかりでは無く、気分が安定して自己評価が高まる。
自分の権利を主張できるというのは、相手の迷惑になったり、相手の機嫌を損ねたりするリスクが冒せると言うことでもある。
自己評価が高くなれば、自己主張ができるようになる。
逆に、自己評価が低い人は、相手から見捨てられたり、拒否されるのを恐れて、自己主張をすることができない。
もし断ったら相手は機嫌を悪くするだろう、とか、仲違いの原因になるに違いない、とか考えて、何も言えなくなってしまうからだ。
その結果、自己評価はますます下がることになる。
そしてきちんと自己主張をするのが難しくなると、対人関係において、別のやり方をとることになる。
自分の意見や希望を言わず、反対に他の意見や希望は全て受け入れてしまう。
頼まれると嫌と言えない。
逆に、自分の意見や希望は特別なモノだと考え、相手の意見や希望は大切にしない。
このとき、相手が自分の言うことをきかないと、強引な手段に訴えて、無理矢理押し通そうとする、このやりかたは、通常は自己評価が高い人に見られるが、自己評価が低い人も我を忘れたときにこういうことをする。
要求が通らなかったり、人から反対されると、不機嫌になったり声を荒げるのは、自己評価が高くてかつ不安定な人だ。
自己主張ができて、かつ、相手の主張も受け入れられると、自己評価は高くなる。
▼現実的な見方・失敗を受け入れる見方失敗は、ただの不愉快な出来事・嫌になっちゃうね失敗は、一つのステップ・今度挑戦するときはもっとうまくできるように準備しよう。
たいていの失敗は、取り返しがつく。
このくらいのことはどうって事は無い。
あえて失敗を好むようなことはしない。
失敗には慣れない。
失敗はみっともなくない。
他人から見たら、もうちょっと頑張るべきだと見えるかもしれないが。
今回は失敗してみ、最後に成功すれば問題が無いと考える。
いつかは成功する。
成功者は、成功した話しかしないことも多いが、最初に失敗した話をする人もいる。
失敗した話は、それを聞いている人にとっても参考になるので、失敗から教訓を得るためにも失敗話は話す方が良い。