自分と他人を比較できるようになると、自己評価は下がる

自己評価は、自己愛と能力肯定からくる。

 

自分が親や周囲から愛されているな、と言う実感があると自己評価が高まる。

 

そして自分はできる子供だなと思えば、やはり自己評価が上がる。

 

ただし幼い子供の場合、客観的な比較はまだできない

 

というのも時間の概念や、量の概念ができるのは、小学校に入ってから後のことだからだ。

 

特に小学校四年生という学年は、「九歳の峠・十歳の壁」などと呼ばれる難所で、分数や小数、速さとか濃さとか人口密度などと言った、抽象的な概念を習うようになる。

 

ここでつまづく子供が非常に多いため、『自分は勉強ができない」と思い始める子供も増える。

 

そこで小学校4年生(10歳)くらいから、高校1年生くらいまでは自己評価が下がっていく

 

自殺する子供が現れるのも10歳以降であり、逆に言うと、それ以前は自己評価が、まだ十分に高い状態にあるらしい。

 

もちろん、幼稚園に行く頃の子供(6歳から8歳くらい)でも、すでに他の子供を意識している。

 

誰がキレイで、誰が人気があり、誰がお絵かきが上手で、誰がかけっこが早いか、と言うことはわかるようだ。

 

ただそれでも子供の関心の中心は別にあって、自分が劣っているとか、だからどうだとかとは感じていないらしい。

 

ただし、幼児の頃にはすでに、自己評価の原型のようなモノも観察され始めていて、生後2年から3年までの幼児達を観察した研究では、生後18ヶ月頃から子供は4つのタイプに分かれるという。

 



子供の自己評価の基準とは

幼児を監察してみた報告によると、子供は生後18ヶ月頃から、4つのタイプに分かれるという。

 

その4つのタイプとは、

  • リーダータイプ
  • 攻撃的に支配しようとするタイプ
  • おとなしく支配を受け入れるタイプ
  • 支配を受け入れるが攻撃的なタイプ
だ。

 

これらのタイプはそれぞれ、「自己評価が高く安定」、「自己評価は高いが不安定」「自己評価が低く安定」、「自己評価が低く不安定」に対応していると考えられ、成長してもそのままだという。

 

ただしこれは遺伝なのか自己評価からくる行動なのか、それとも単に親や兄弟の真似をしているのか、あるいは家庭内での位置づけから来ているのか、原因については、いろいろ議論は分かれるところだろう。

 

しかし成長するにつれて体格も変わってくるため、小学校に進学してからは自己評価も変わっていくと考えられる。

 

では小学生が、どうやって自分を評価するのかというと、特に関係が深いのは次の5つの分野だという。

 

小学生の自己評価の基準
  • 学業(学校の成績)
  • 運動能力(スポーツ、かけっこ)
  • クラスでの人気
  • 社会に対する適合性(大人から信頼されているか、ルールが守れるか、礼儀正しいか)
  • 容姿(自分は魅力的かどうか)
勉強ができる子、運動ができる子、容姿が良い子、人気がある子、などは自己評価が高くなりやすいと考えられる。

 

ただし容姿が良くて人気があっても、学業を気にしている子供は、テストの成績の善し悪しで自己評価をするから、成績が良くないと自己評価は上がらないだろう。

 


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