脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とは
フケや、かゆみがひどい。
頭を掻けばフケがポロボロと落ちてくる。
頭皮が乾燥肌?になってるのに、アブラっぽい。
脂漏性皮膚炎、脂漏性湿疹(しろうせいしっしん)と言われた。
これって何?脂漏性皮膚炎ってなに?
脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とは
脂漏性皮膚炎とは、皮脂が多すぎることで起こる炎症です。
皮膚からドンドン油分が出てきて、それで炎症が起こる。
皮脂が多い鼻の周辺、Tゾーン、髪の生え際、口の周辺、耳の裏やエリ足、などが赤くなったり、湿疹がでる。
皮がポロポロとむける点が、アトピー性皮膚炎と違うところだそうです。
しかし自分の皮膚から出てきている油分で炎症が起こるなんて、なんかちょっと変な話です。
炎症というのは、バイ菌や金属などの異物があるから赤くなったり腫れるわけですから、自分の油分が直接の原因ではない。
直接の原因は、「皮膚に住む細菌」です。
皮膚には数十種類以上の細菌が住んでいて(常在菌)、皮脂をエサにして生きている細菌がいるんです。
その中に毒素を出す悪玉菌がいて、皮脂が増えると悪玉菌も増える。
その結果、赤みや痒み、湿疹などが出てくるわけですね。
頭皮も脂漏性皮膚炎が起こる
そして脂漏性皮膚炎は、頭皮にも起こるんです。
頭皮も皮膚ですし、細菌も住んでいますし。
ただ、頭皮と他の皮膚は、環境が異なりますから、頭皮だけ脂漏性皮膚炎になる場合もあるようです。
頭皮は顔よりも、皮脂腺や汗腺が多いんです。
またヘアケア製品の成分によっては、痒みが出たり、頭皮が傷みます。
シャンプーが強いと皮脂を取り過ぎて、頭皮が皮脂を増やす場合もあります。
濃い皮脂が髪の根本にこびりついて、頭皮カサカサ・髪ベッタリという状態が、脂漏性皮膚炎の原因になります。
マラセチア菌とは
そして、脂漏性皮膚炎の原因菌とされているのが、マラセチア菌という真菌です。
真菌というのは、カビの一種なんですが、マラセチア菌が増えることで、脂漏性皮膚炎が悪化するらしい。
となると、マラセチア菌を滅菌してしまえば良さそうなモノですが、残念ながらそれは一時しか効果が持ちません。
マラセチア菌もヒトの常在菌で、あちこちの毛穴に住んでいるんですね。
頭皮が多い状況が続けば、マラセチア菌はまた増えてしまいますから、イタチごっこになります。
となると対策は滅菌ではなくて、頭皮に住んでいる細菌のバランスで、頭皮フローラを整えること。
ということで、今回紹介するのはこちら。
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