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ヒヨコはなぜフサフサなのか
HGペプチドという育毛成分が注目されています。
HGペプチドとは、Hair Growth Peptideの略で、その名の通り「髪の毛を成長させるペプチド」です。
HGペプチドは、鶏卵の中から見つかった成分です。
ヒヨコって、産まれたときから毛がフサフサですよね。
これって他の鳥にはあまりない特徴です。
普通の鳥は、毛が生える前の状態で生まれてきて、徐々に毛が生えるんです。
ところがヒヨコは、卵から孵った時点で毛がフサフサ。
ここに目をつけて、鶏卵には、特別な育毛成分があるのではないか、と調べて見つかったのがHGペプタイドです。
ペプタイドとは?
Hair Growthは分かるが、ペプチドって何なのか疑問に思うヒトもいらっしゃるでしょう。
ペプチドと言うのは、簡単に言うと、物凄く短いタンパク質のことです。
タンパク質というのは、20種類あるαアミノ酸が数十個も数百個も、数千個もつながって出来ています。
我々の骨や皮膚のコラーゲンも、タンパク質の一種です。
風邪を引いたときに活躍する「免疫グロブリン」も、タンパク質で出来ています。
こういう風に、身体を作っているのがタンパク質ですが、アミノ酸が数個だけつながった短いタンパク質のことを、ペプチドと呼びます。
このペプチドという短いタンパク質は、吸収されやすく、利用されやすいと言う特徴があります。
たとえばコラーゲンは巨大タンパク質なので、食べてもすぐに肌や骨には届きません。
しかし分解して小さくすると、すぐに肌に届く事が分かっています。